3秒でわかる【動物の数え方】匹と頭の違いは大きさにあり!

動物の数え方、使い分けで悩むことって結構ありますよね。でも、実はきちんとあるルールが存在し、境目で「匹」と「頭」は使い分けることができます。

「匹」と「頭」の使い分けはコチラ↓

  • 人間より小さい動物…「匹」で数える
  • 人間より大きい動物…「頭」で数える

実は、たったこれだけなんですね。

もちろん、例外もあるので順に詳しく説明していきますね!

【動物の数え方】匹と頭の違いは大きさにアリ!

動物の数え方において「匹」と「頭」の違いは大きさにあります。

「匹」と「頭」の境目は「人間の大きさ」なのです。

  • 人間より小さい動物…「匹」で数える
  • 人間より大きい動物…「頭」で数える

ただし、原則は「匹」なので判断に迷う場合は「匹」を使うのがよいでしょう。

また、赤ちゃんのうちは人間より小さく成長して人間より大きくなる動物などは、赤ちゃんのうちは「匹」、成長して大きくなったら「頭」と数えます。

動物自体の大きさも重要ですが、その時の大きさも考慮する必要があるんです!

「匹」で数える動物の例

「匹」で数える動物の例はコチラ↓

  • イヌ
  • ネコ
  • サル(※)
  • チンパンジー(※)
  • オオカミ
  • キツネ
  • コアラ
※サルやチンパンジーは、人間同等の知能がある生物として数える場合は「頭」と数えます。

「頭」で数える動物の例

「頭」で数える動物の例はコチラ↓

  • ウマ(※)
  • ヒツジ
  • クマ
  • シカ(※)
  • ヤギ
  • ライオン
  • ゾウ
  • ブタ
  • ゴリラ
馬やシカなどの蹄のある動物は「蹄」と数えることもできます。

「匹」と「頭」の使い分け:5つの例外

動物の数え方として人間より小さな動物は「匹」、大きい動物は「頭」と使い分けますが、例外が5つ存在します。

5つの例外
  1. 人間の役に立つ動物
  2. 絶滅危惧種の動物
  3. 蹄のある動物
  4. 成長に応じて使い分ける動物
  5. 種類の違う動物

これらの動物の数え方は、人間より大きいか否かで判断ができません。

人間の役に立つ動物

視力の悪い人を助ける役割を果たす盲導犬や、薬などの実験に使用されるマウスなどは人間より小さくても「頭」で数えます。

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人の役に立つ役割を持つ動物は、大きさに関わらず「頭」で数える。

絶滅危惧種の動物

レッサーパンダやオカピなど、絶滅の危機にさらされている動物に関しては大きさは関係なく「頭」で数えます。

point
絶滅危惧種の動物も大きさに関わらず「頭」で数える

蹄のある動物

ウマやシカなどの蹄を持つ動物は、「頭」ではなく「蹄」で数えることがあります。ただし、その数え方は動物によって異なるので注意が必要です。

馬の場合

馬は1頭あたり4つの蹄を持っていますので、「4蹄」と数えることができます。

馬の数え方:1頭=4蹄
point
蹄のある動物は「蹄」で数えることもある

成長に応じて使い分ける動物

赤ちゃんのうちは「匹」、成長したら「頭」と数える動物も多くあります。

例えばパンダなど小さなうちは人間よりも小さく成長すると人間より大きくなる動物は、その時の大きさに応じて「匹」と「頭」を使い分けるのです。

種類の異なる動物

ゾウとサル、シカと馬など種類の異なる動物をまとめて数える時には、大きさに関わらず「匹」で数えます。

原則が「匹」とは言えど、大きさがかなり違う動物を一緒に数えるのって違和感がありますよね…

まとめ:動物の数え方「匹」と「頭」の使い分け

動物を数える時に「匹」と「頭」を使い分けるルールはコチラ↓

  • 人間より小さい動物…「匹」で数える
  • 人間より大きい動物…「頭」で数える
  • 人間に役立つ動物、絶滅危惧種蹄のある動物は例外
  • 成長して大きくなる動物の数え方はその時の大きさで判断する
  • 種類の異なる動物をまとめて数える時は「匹」で数える

 

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