動物の数え方、使い分けで悩むことって結構ありますよね。でも、実はきちんとあるルールが存在し、境目で「匹」と「頭」は使い分けることができます。
「匹」と「頭」の使い分けはコチラ↓
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実は、たったこれだけなんですね。

【動物の数え方】匹と頭の違いは大きさにアリ!
動物の数え方において「匹」と「頭」の違いは大きさにあります。
「匹」と「頭」の境目は「人間の大きさ」なのです。
- 人間より小さい動物…「匹」で数える
- 人間より大きい動物…「頭」で数える
ただし、原則は「匹」なので判断に迷う場合は「匹」を使うのがよいでしょう。
また、赤ちゃんのうちは人間より小さく成長して人間より大きくなる動物などは、赤ちゃんのうちは「匹」、成長して大きくなったら「頭」と数えます。

「匹」で数える動物の例
「匹」で数える動物の例はコチラ↓
- イヌ
- ネコ
- サル(※)
- チンパンジー(※)
- オオカミ
- キツネ
- コアラ
「頭」で数える動物の例
「頭」で数える動物の例はコチラ↓
- ウマ(※)
- ヒツジ
- クマ
- シカ(※)
- ヤギ
- ライオン
- ゾウ
- ブタ
- ゴリラ
「匹」と「頭」の使い分け:5つの例外
動物の数え方として人間より小さな動物は「匹」、大きい動物は「頭」と使い分けますが、例外が5つ存在します。
- 人間の役に立つ動物
- 絶滅危惧種の動物
- 蹄のある動物
- 成長に応じて使い分ける動物
- 種類の違う動物
これらの動物の数え方は、人間より大きいか否かで判断ができません。
人間の役に立つ動物
視力の悪い人を助ける役割を果たす盲導犬や、薬などの実験に使用されるマウスなどは人間より小さくても「頭」で数えます。
絶滅危惧種の動物
レッサーパンダやオカピなど、絶滅の危機にさらされている動物に関しては大きさは関係なく「頭」で数えます。
蹄のある動物
ウマやシカなどの蹄を持つ動物は、「頭」ではなく「蹄」で数えることがあります。ただし、その数え方は動物によって異なるので注意が必要です。
馬の場合
馬は1頭あたり4つの蹄を持っていますので、「4蹄」と数えることができます。
成長に応じて使い分ける動物
赤ちゃんのうちは「匹」、成長したら「頭」と数える動物も多くあります。
例えばパンダなど小さなうちは人間よりも小さく成長すると人間より大きくなる動物は、その時の大きさに応じて「匹」と「頭」を使い分けるのです。
種類の異なる動物
ゾウとサル、シカと馬など種類の異なる動物をまとめて数える時には、大きさに関わらず「匹」で数えます。

まとめ:動物の数え方「匹」と「頭」の使い分け
動物を数える時に「匹」と「頭」を使い分けるルールはコチラ↓
- 人間より小さい動物…「匹」で数える
- 人間より大きい動物…「頭」で数える
- 人間に役立つ動物、絶滅危惧種、蹄のある動物は例外
- 成長して大きくなる動物の数え方はその時の大きさで判断する
- 種類の異なる動物をまとめて数える時は「匹」で数える